たまご屋爺さんの独り言 「死をどう生きたか」

 

 80代も半ばになると感受性が鈍くなるせいか本を読んでいて感動することが少なくなった、勿論読書量そのものが減っているのだが、、、。

 

少々手遅れだが私が読書する時の悪癖である本を汚す書き込みを止めた、その代わりに小さいメモ用紙に書き込みたいこと記して挟んでおく、読後それをまとめてクリップしておき後でまた読むことにした。

 

近頃、自分自身驚いたことが起きた、何気なく手にした文庫本「死をどう生きたか」日野原重明著 を読み心を打たれて涙が止まらなかったのだ。

最近世話になった義兄を亡くし、コロナ騒ぎで葬儀にも参加できず落ち込んでいたせいもあるが、こんなことは珍しい。

そして歳をとることで初めて気が付くことが沢山あることを知った

 

日野原先生は105才で亡くなられたが、この本は先生が71才の時に書かれ1983年中央公論社より出版されたエッセイ集である。

 

櫛挽(深谷市)にて

 

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