たまご屋爺さんの独り言 歳をとること 20201011
今から13年前、ちょうど七十路に入りたての頃、
作者は80才を超えて亡くなっているから当時としては長命であっ
これを読んでその時は他人ごとのように面白がった。
しかし最近の私(84)
江戸時代と今も変わらない。
1 しわがよる、ほくろはできる、背がかがむ、頭がはげる、
2 手は震う、足はよろつく、歯は抜ける、耳は聞えず、
3 またしても、同じ噂に、孫自慢、達者自慢に、若きしゃれ言。
4 よだたらす、目しるはたえず、鼻たらす、とりはずしては、
5 くどくなる、気短かになる、ぐちになる、
6 身にそうは、頭巾(ずきん)、えり巻、つえ、めがね、湯婆温石(
7 聞きたがる。死にともながる。さびしがる。でしゃばりたがる。
ちなみに4の「とりはずして」は屁をすることとある。
櫛引(深谷市)にて