たまご屋おやじの独り言 2001年12月
27/December/01
平成12年度鶏の諸性能と経済性(完了成績) 神奈川県畜産研究所
先日、神奈川県畜産研究所の岸井誠男先生にお会いしたら、平成12年度鶏の諸性能と経済性試験が終了し早速HPに掲載したと言われた。県の情報公開もこのスピードでおこなわれると素晴らしい。
鶏種はデカルブTX35、ジュリア、イサ・ホワイト、ローラ、ボリス・ブラウンです。
http://www.agri.pref.kanagawa.jp/chikusanken/12keizai/Keizai12.htm
19/December/01
先日、野口悠紀雄先生のセミナーに参加する機会があった。 本職は経済学者ですがIT関連の啓蒙図書も多く売れっ子の先生です。
私も3年前、著書を読みすっかり感化されて自分のホームページをつくるきっかけとなったほどなのです。
当日話題の中心はやはり中国でした。
戦後の日本の成功体験(大量生産の工業製品を輸出して稼ぐ)を真似してNIES,ASEAN諸国、そして本命の中国が加わってきたこと。
同じやり方をしていたら人件費,土地その他すべての安い国に負けてしまうこと、それには日本の産業構造を改革しアジア諸国との分業関係を作る事が必要なこと、かって日本に追い上げられたアメリカが構造変化して成長したこと、、、、、。
結論は中国に真似の出来ないものをあらゆる分野で考え出すことが日本の生き残る道であると結んだ。
さて,我がたまご業界は安価な中国卵とどうやって対抗する?中国に真似の出来ないことってなんだろう?
尚、野口悠紀雄先生に興味のある方はhttp://www.noguchi.co.jp/を見てください。
13/December/01
中国最大養鶏場HANWEIのホームページ
大連市郊外にある中国最大のHANWEI養鶏場のホームページです。
http://www.hanwei-group.com
ちゃんと日本語と英語のページも用意されています。意味するところは日本への売り込みです。中国語のページはかなりの頻度で更新されています。
JA中央鶏卵センターの遠藤仁志さんに教えてもらいました。
7/December/01
「海外悪性伝染病防疫互助事業」とトリインフルエンザ(AI)
先日、地域の家畜保健衛生所の会合で「海外悪性伝染病防疫互助事業」なるパンフレットを渡された。
これは口蹄疫,牛疫,牛肺疫,アフリカ豚コレラが対称となるもので、まんいちの場合に備えて国と生産者が積み立てをするもので平成13年度に開始された。
どういうわけかこれにトリインフルエンザ(AI)は外されている。
危険性の度合いとしては人畜共通伝染病のAIの発生の方がそれらよりも大きいと考えられ、1997年香港でのAI時のパニック状態をみればわかる。
早速,埼玉県養鶏協会の役員会にはかり、日本養鶏協会でこれを研究してもらうことにした。
どなたかこの「海外悪性伝染病防疫互助事業」に詳しい人は教えてください。
昨日、3頭目のBSE牛が隣の群馬県であったと報道されました。事実を報道すればするほど牛肉の消費が落ちるのはなんともやりきれない。