Change

このところ毎朝事務所に行って新聞をひろげてみると恐ろしいことばかりが書いてある、まるでこのまま行けば日本の国が経済的に沈没するかのようだ。
やれ外需に頼った貿易立国は危険だとか、内需を増やせ、農業、介護ビジネスにチャンスありだとか、、、まったく良く言うよ、である。

日本を代表する自動車、電機会社が外需に頼り過ぎているからこうなったとか、今までとは逆なことさえ云っている。
今までの日本の豊かさは、これらの会社をはじめ輸出入することで稼いだことによるものだ、将来とも日本は知恵をつかった貿易立国で行かねば只の貧乏国になってしまう、食料を他国から買うお金だって無くなってしまう。
その時が本当の食料危機であって、単に国内で自給率を上げれば良いという問題ではない。

次元がまったく違う話だが、先日しばらく床屋に行ってなかったので、いつものT理髪店に行こうとした、ひげも剃ってくれ頭を洗っておまけに耳の垢までとってくれる、ただし金3800円だ、同じ市内に1000円床屋が出来たのでそちらに行く。
若い時と違って髪の毛の量も三分の一以下になり、ヒゲもたいして多くのびないのでここで充分。
一事が万事、個人の生活でも今までの無駄な部分を皆がそぎ落とし始めた、企業では存続をかけてそれこそなりふり構わずである、これが世界的な規模で同時に起きたものだ。

私が云うのも可笑しいが、時がたてばこれは必ず回復する、ただしその時期は誰にも分らない。
しかしその時はChangeしてスッキリスリムな身体となって。