たまご屋おやじの独り言 お宿はぎ原 (その一

 毎年7月の初旬に行われる「草津よいと〜こツーデーウォーク」に今年も参加できた。

はやいもので、いつもの歩き仲間との参加は8回目となる。

草津温泉の定宿はいつも民宿「お宿はぎ原」と決めてあり、ここのオヤジさんは昨年来たときにはたしか90歳、おカミさん88歳で二人元気に民宿を切り盛りしていた。

この二人が元気なうちは、ここに来ようと仲間内で決めていた。

ところが今年、いつも料理を作ってくれるおカミさんが入院していないが、仕出しの料理はとれるし、源泉かけ流しの温泉はいつでも使えるから来ても大丈夫だから来いという。

ここのオヤジさんは30年まえ、会社勤めを定年退職してからおカミさんと二人でこの民宿を支えてきた。

いつも夕食のときこの二人を交えて私たちは雑談した、「この仕事をしていたお陰で二人は今まで元気でこられた、、、有難い」といつも聞かされた。

年に一度しか来ないが、8年も通うとまるで家族のようだ。