たまご屋爺さんの独り言 「代替卵」「代替肉」「代替牛乳」? 20220226
人間の食べたい欲望には限りがない。
ついに「代替卵」「代替肉」「代替牛乳」の登場だ。
過去にも実験室で試作されたことがあるようだが、今回は大手食品メーカーが製造しマーケットに流通し始めた。
卵アレルギーの人たちあるいは菜食主義の人たちにその美味しさを味はってもらうこと、あるいは畜産物を生産することで将来地球の環境負荷を心配する人たちに受け入れてもらえる。
代替卵、代替肉、代替牛乳と言ってもそれらは大豆などの植物蛋白をベースに調理法を研究しいろいろな添加物を加え味や食感などをほとんどそれに近くしたもので、栄養成分的には本物とまったく別物である。
本物の卵の場合条件がそろえば一匹のヒヨコに孵る、代替卵ではどんなに頑張ってもそうはならない。
味と感触が同じ代替肉を食べても本物の肉を食べた時のパワーが出るのか?
豆乳もどきの代替牛乳で牛人間の赤ちゃんは育つのか?
疑問は尽きないが、新しい食品の開発と我々がそれらを選択出来ることには大賛成である。