2009-01-01から1年間の記事一覧

チョモランマ 畏れ

一週間のカトマンズー滞在中、一つだけ贅沢をした。 ほんとうのところはヒマラヤ山脈を近くに見てトレッキングしたかったのだが、体力的にも時間的にもそれはあきらめた。カトマンズー空港より特別な小型機でヒマラヤ山脈の南側(ネパール側)をチョモランマ…

チョモランマ 畏れ

パシュパティイナート)の沈黙

パシュパティイナート、ここはネパール最大のヒンズー教寺院である、カトマンズー市の中心部からでも歩いていける。 パグマテイ川がすぐそばを流れており、これは遠くインドのガンジス川につながっている。国民のやく8割がヒンズー教徒であるこの国では、こ…

パシュパティイナート(Pashupatinath)の沈黙

バクタプル(Bhaktapur)の静寂

カトマンズーの街中から車で約30分、そこは嘘のように静かな街であった、車もあまり入ってこないし人も多くない、とくにカトマンズーの街中からやってくると尚更そう感じる。 ここは15世紀ー18世紀にかけて栄えた王朝の首都であったという、この国の中世の面…

カトマンズー(Kathmandu)の混沌 

カトマンズーには丁度一週間いたことになる、西洋式のホテルに滞在してそこからあちこちと歩き回ったわけだが、それだけでこの国のことをあれこれ言うことは出来ない。 ここに来る前いろいろとネパールについての本も読んでみた、特に印象に残ったのは、清沢…

カトマンズー(Kathmandu)の混沌

ハイブング村寺子屋 もてなし

寺子屋開校式のあと、せっかく遠い日本からおいで下さったのだから是非とも昼食を食べていってくれということになった。 この村に料理屋があるわけでなし、その材料を仕入れるのにも半日以上かかるであろうと我々は心配した、ところが心配無用、すぐ近くの農…

ハイブング村寺子屋開校式

カトマンズの街からランドクルーザーで山道を2時間以上、そこからは車で行けないので歩いて1時間弱、そこにハイブング村はあった。 戸数約70戸、険しい山肌に張り付くようにして、段々畑を耕してトウモロコシ、ヒエ、野菜などをつくり農業だけで生活してい…

ハイブング村寺子屋開校式

ヤノマミ

いつもテレビを見るのはニュースと天気予報くらいだが、たまに興味のある番組には夢中になることがある。 先日、NHKスペシャルで「ヤノマミ」というのがあった、ブラジルの奥地で今も一万年前の生活をほとんどそのまましている部族の人たちと生活をともに…

たまごとコレステロール

4/22(水)、新横浜駅前の横浜アリーナで開かれた「たまごとコレステロールのゼミナール2009」に顔を出した。 これは私どもの日本鶏卵生産者協会が主催しているもので、このキャンペーンを始めてからかれこれ5年たつ。たまごにはコレステロールの含有量が多…

滝桜 地蔵桜

もう20年近く前になるであろうか、まもなく90歳になろうとしていた私の親父がどうしても三春の滝桜が見たいと云うのでお袋も一緒に車で出掛けたことがある。 樹齢千年を越すといわれ、尚咲き乱れるその花に驚嘆したのを覚えているが、お袋は当時脚が痛くて車…

握手

日本人はあまり得意でないが、外国の人は握手をしたり、大の男どうしが頬を摺り寄せて挨拶などしている。 たしかに手を握るなど身体の一部が触れ合うと親しみが増すようである、ごく希だが外国の女の人などに抱きつくように挨拶されるとこちらはドキマギして…

聖書

新約聖書をボツボツと読みはじめてから一年がたった。 朝おきて顔を洗い自己流の体操とストレッチをしてから、まずお茶を一杯いただく、すこし頭がはっきりしてきたところでやおらぶ厚い聖書を開く、時間にして約5分前後、1-2章節を読む、それから朝飯にと…

にんにく

ごくまれなことであるが自分で台所に立つことがある。 自分でどうしても食べたいと思いたち、カミさんがこれを作るのは嫌がるだろうなという時である。 私はどういうわけか‘にんにく’大好き人間でその匂いでまわりのひんしゅくをかっているがどうにも止めら…

黒犬の話

奇妙なことがあるものだ。 先日、いつもの歩き仲間三人は榛名富士へ出かけた、途中まで登りかけたが天候の急変で雪になり途中で引き返した、スタートした榛名湖に戻ってみると雪は止んでいたが、あたりは春の雪で4-5センチ真っ白になっており、せっかく来た…

告発屋

隣の本庄市にある早稲田大学で「食の安全シンポジウム」があり、講師はA先生で食品の添加物の安全性について話された。 会場にはさすがに「食の安全」ということで女性が多く三分の二を占めていた。演台にたくさん小瓶にはいった食品添加物をならべ、隣にコ…

きじ打ち

いろいろと楽しみ事があるが、このところもっぱら「歩き」に凝っている。 70歳を超えて「歩き」でもないがこれが楽しいのである。 今年になってから埼玉県ウォーキング協会の正式メンバーになり、いそいそとその例会に出かけ、また協会の主催でさいたま市で…

Change

このところ毎朝事務所に行って新聞をひろげてみると恐ろしいことばかりが書いてある、まるでこのまま行けば日本の国が経済的に沈没するかのようだ。 やれ外需に頼った貿易立国は危険だとか、内需を増やせ、農業、介護ビジネスにチャンスありだとか、、、まっ…

火葬

身近の弟が亡くなると、いつもとは違うことを考えるようになった。 自分の死についてである。 その事はあまり考えたくないからいつも先延ばししてきたが、もう「待った」が効かないことを思い知らされた。「明日死ぬと分ったら、あなたが今日やろうとしてい…

弟逝く

二年もたたない間に二人の弟を亡くした。 2007年の5月カミさんの弟66歳、そして先週末、実の弟67歳をいずれも癌で失った。 二人とも養鶏の仕事を私と長く一緒にやってきたのでたまらない思いである。兄弟で同じ仕事をする場合良いこともあれば難しいこともあ…

楽しみ

本を読むのは楽しい。 勉強や仕事で無理やり読むのは辛いが、興味のおもむくままに自由にそれが出来れば云うことはない。 不思議なことに、面白い本を読めば読むほど次に読みたい本が出てくるし、逆に身体の調子が悪い時など本を読む気力も無ければそれはそ…

窯ぐれ三代

都内で業界の新年会があり、それが早く終わったので菊池寛実・智美術館を訪ね、「加藤唐九郎・重高・高広 窯ぐれ三代展」を観た。「窯ぐれ」の意味がいまひとつわからないので、出品目録書を買い読んでみると、唐九朗の言葉として『すこし前までは尾張、美濃…

歩く

昨日、埼玉ウォーキング協会主催の”わくわく“ウォーキング教室に入学した。 聞けば、これはだいたい月一回のペースで五回出席すれば卒業できるらしい。 集合場所は南浦和駅の近くにある北原公園で天気はよかったが寒い一日であった。 土曜日、朝早いというの…

お茶を飲む

朝5時ごろ起き出して一人でお茶をいれる、あたりはまだ真っ暗だ。若いころは、まず一仕事してから朝飯となりそれからカミさんの入れてくれたお茶をあわてて飲んで又飛び出していった、お茶の味などどうでも良かった。 変われば変わったもので最近は先輩たち…

2009年 新春

明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いいたします。 今年は元旦早々とんでもない快老人に出会った。 昨年の「大江戸元旦初歩き」に味を占めて、大晦日から泊り込んでいた家族の寝静まるなか早い電車に飛び乗り集合場所の日比谷公園に駆けつ…